税務調査の可能性を低くする申告書の作成

2016-01-21

できれば税務調査は受けたくない。
誰もが思っていることだと思います。

しかし、事業をしている限り、必ず税務調査の可能性はあります。
では、すべての事業者が定期的に税務調査を受けているのでしょうか?

いいえ、そんなことはありません。

税務署は、数年分の申告書を比較して、調査対象者を選んでいます。

例えば…。

売上は伸びているのに、利益はあまり出ていない。
例年と比べて金額の変動が大きい科目がある。

など、申告書を比較して、何か目立つところがあると、
税務調査の可能性が高くなります。

えぇー、そんなぁ〜。
脱税なんてしていないのに!
例年と違う事情があっただけなのに!
それでも税務調査の可能性は高くなってしまうの!?
と思われる方も多いと思います。

税務調査となると時間は取られるし、神経は使うしで、
正直、受けたくないですよね。
何かいい方法はないかしら?

そんなときは、
脱税なんてしていませんよーと確定申告でアピールすればいいのです。

白色申告の方は収支内訳書、青色申告の方は青色申告決算書に
「本年中における特殊事情」という欄があります。
ここに、売上が伸びたのに利益が出なかった事情や、
特定の科目の金額が大きくなってしまった事情などを書くのです。

特殊事情の欄は、
税務署から税金を誤魔化しているのではないかと疑われないように、
あらかじめこちらから事情説明するための欄です。

それならば、たくさん書きたい!
そんな方は、別紙に詳しく事情を書いて、
確定申告書に添付しても構いません。

更に、事情説明の裏付けとなる資料等を税務署に見てもらいたいという方は、
そちらも添付可能です。

正直に申告しているのに税務調査となると、
税務署も納税者も時間がもったいないですからね。
お互いのためにも「本年中における特殊事情」の欄は、
有効活用いたしましょう。

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